“不妊”の原因を考える時、女性側の体の仕組みを考える必要があります。
妊娠で重要な女性の器官に、“卵巣”があります。
卵巣の重要な働きは、“卵子”を育てて、周期的に“排卵”する事です。
卵巣は、“子宮”や“卵管”と繋がっているのではなく、
腹腔に靭帯で固定されています。
排卵された卵子は、一度、腹腔に落ちてから、卵管に拾われるのです。
卵管は、子宮の上部から左右に伸びている、子宮とお腹を繋ぐ細い管です。
先端は、“卵管采”と云うラッパ状になっていて、
排卵された卵子を卵管のなかに取り込みます。
内部は弱アルカリ性で、卵子が過ごしやすい環境になっています。
卵管は、精子と卵子が出会い、受精がおこなわれる大切な場所です。
また、受精卵が、成長しながら子宮へ向かう通り道でもあります。
子宮は、膀胱と直腸の間にあり、骨盤の底の部分に固定されています。
逆三角形の“子宮体部”と、細くくびれた、“子宮頸部”に分かれています。
子宮は受精卵が着床し、出産のときまでの10ヶ月近い間、
胎児を守り育てる臓器です。
受精卵が子宮内膜に着床すると、子宮内膜の構造が変化し、
羊膜や血管などが作られ始めます。
子宮内膜は、胎児を守り育てる臓器で、
子宮内膜の壁は、分厚くしっかりしています。